先輩社員紹介 Employee Introduction
効率は追求する。しかしスピードより大切なものがある。
私たちは、毎回違う現場に向かいます。
現場を見て段取りを決めコミュニケーションを取り、役割を分担する。
「自分の決めた手順通りに進み、他の作業者とのタイミングもバッチリ合う。気持ちいいですね」(東金営業所 H談)。
私たちの仕事は、段取りとコミュニケーションが大切なチームワークなのです。
先輩たちの声
-
01StoryN.Y.
2021年入社(入社2年目)/習志野営業所 今はわからないことだらけ。
でもわかると面白い昨日から今日の午前まで2班合同で、習志野市の電柱の建て替えで、そこに電線を移す作業を行いました。午後は、明日の準備作業へ。高圧線を止めないで工事をするための無停電用バイパスケーブルを電柱に取り付けておき準備完了です。明日が本工事になります。主に下回り(地上の仕事)や、作業長の指示で電柱に昇って手伝うことになります。高所作業車に乗る資格は取ったのですが、まだ実際には乗っていません。
入社して本配属になってからの最初の仕事は、スマートメーター取付けでした。一軒家やアパートに機器を取り付けて、電線の色を間違えずに接続していくのですが、ただ接続するのではなく、ふたを閉める時にきれいに入るようにします。かなりの数をやったのでスマートメーター取付けはちょっとだけ自信があります。今は、わからないことがいっぱいあって、覚えるのが大変です。わかれば面白いんですけれどね。
-
02StoryA.Y.
2018年入社(入社5年目)/習志野営業所 関わった現場のそばを通る時、
ふっと思い出すこと仕事のスケジュールは、1週間程度先までは確定で、2週間、3週間先ぐらいまでは予定が組まれています。 ちなみに今日は、電線に鳥がとまるのを防ぐ措置を行いました。
先日、SVRという電圧調整器の新設を経験しました。SVRは、高圧線の電圧降下を防ぐためのもので、自動で電圧を調整する変圧器です。変電所から遠い場所に大きな物流倉庫が建設中で、そのそばの配電線路に設置しました。SVRは、ものすごく大きな機器でした。みんなで、「でかいなあ」といいながら作業を始めました。それまで扱ったことのない機器でしたから、接続の“成り方”といいますか、そのあたりが面白くて、印象に残っています。この仕事のやりがいは、終わってしばらくしてじわりと感じることがあります。例えばアパートの供給に関わった後に、そこに人が住み始めているのを見かけると「自分が工事したところに、人が住んでいる」という感動があります。現場って覚えているもので、そばを通りかかると一つひとつ「ここは上手くできたな」「そうそう、ここの工事はたいへんだった」などと思い出します。自分の作業の結果が残る仕事とも言えます。
-
03StoryY.H.
2016年入社(入社7年目)/東金営業所 CVTというケーブルの接続に挑戦高所作業車に、ちゃんと乗るようになったのは1年前からです。街中では電線以外にも電話の線などいろいろ張り巡らされていて、格子状になっているところもあります。そんな環境でも、先輩たちは何の苦も無く両手を使ってササササっと上に上がってしまいます。自分にはまだ難しいです。そこは上手くなりたいですね。
上手くいった話では、去年、高圧CVTケーブル(端末処理で資格が必要な高度な技術)の接続といういつもと違う作業を先輩と二人で行いました。無事作業を終えて嬉しかったですね。一昨年のCVTの講習会に参加した時は、年上の人ばかりで(早すぎたのかな?)と感じましたが、うまくできて自信につながりました。
-
04StoryH.T.
2009年入社(入社14年目)/東金営業所 現場で工程を考え、
すべてが想定通りという快感現場は同じところは一つとしてないので、現場に応じて「これは後回しの方がいいかな?」とか流れを決めて班員同士で確認して作業を進めていきます。班の中で自分に分担された作業を「こういう順番でやろう」と考え、その通りにやってスムーズにいって、他の作業者ともタイミングが噛み合う。すべてが想定通りに進むと気持ちがいいですね。現場を見てすぐに、「時間がかかりそうだ」など全体像はつかめているので覚悟して臨みます。
最近行った大がかりな工事には、電線の太線化があります。文字通り電線を太くする工事です。太陽光発電と連携して供給するために、120スケア(スケア:電線の断面積の単位。1スケア=1㎟)の電線を240スケアのものに張り替えて、更にもう1回線増やすというものでした。電柱何十本分も張り替えましたから、3ヶ月くらいかかりましたね。太陽光発電に関わる工事は今後も増加傾向にあると思います。
-
05StoryT.T.
1994年入社(入社29年目)/習志野営業所 材料や道具について
理解を深めた地上の10年野球部出身で、カラダを動かすのが好きだったからこの仕事が合っていると思いました。若手の頃はまず下回り(電柱や高所作業車で昇る人のサポート)で始まりました。道具を渡したり、電線を縛ったりしているうちに、材料のことや道具について覚えていきました。今は入社後早めに高所作業車に乗りますが、自分は10年経った頃からでした。だから高所作業車を扱うようになる前に、基礎となるほとんどのことはわかっていました。
高所作業車で上がる時には、自分で道具類をすべて用意して上がります。高所作業車の写真を見ると麻袋がぶら下がっていますよね。あの中に必要な工具を入れています。「何か足りない」と持ち忘れた工具がある場合、「何しに来たんだ?」と言われながらも先輩が貸してくれました。もちろん、先輩の立場になった今の自分はもっと優しいですよ(笑)。
-
06StoryT.Y.
1992年入社(入社31年目)/東金営業所 「若手を大事にしたい」
という親父心と初心についてこの仕事は、ゴールは一つだけれど、そこに到達するまでには何通りもやり方があるんですね。そこをチームで調和を取って進めていくのが面白い仕事ですね。私は、自分が100%ではないと考えています。「なるほどね」と若手から学ぶこともあります。若い人が定期的に入社してくるたびに、「自分も初心を忘れないようにしたい」と気を引き締めます。と同時に、若手を大事にしたいとも思います。
電気を止めて工事をするには手順を踏んでいく。手順書を持たないで自分の記憶だけで進めることはできません。どんな簡単な切り替えであっても手順書を確認する。臆病なんですよ。だから30年間事故がなくやってこられたのかなと思います。
作業長は誰かに譲って、一作業員に戻るのもいいなあと考えることがあります。現場にずっといたいんです。まだ電柱にも昇れますよ(笑)。